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Amazon Kindleの10年間を振り返る

10 min

2007年の11月、AmazonはKindleを発売しました。Kindleはデバイスとサービスの両方を提供することにより、デジタル読書を定義する存在となりました。Kindleがどのように進化を遂げてきたか、そしてKindleによって人々の読書方法がどのように進化したかをお話しします。

Kindleの10年間
Amazon Kindleの発売
  • TABLE OF CONTENTS
    Amazon Kindleの発売
  • Amazon Kindleの発売
  • 自費出版が簡単に
  • AmazonによるAudible買収
  • 朗読してくれる新Kindle
  • どこでもどんなデバイスでも読める
  • Kindle DXの発売
  • Kindleのグローバル化
  • アンドロイド用Kindleアプリがデビュー
  • Kindleの小型軽量化
  • ウェブ用Kindle
  • Kindleタッチ
  • Kindle Owners’ Lending Libraryを導入
  • 「我々がずっと作りたかったKindle」
  • KindleデバイスにGoodreadsコミュニティを創設
  • ウィスパーシンクフォーボイスとイマージョン・リーディング
  • Kindle First (Kindleファースト) – 新書を独占的に先に読める
  • お客様がKindle Unlimitedを使って書籍を探し始める
  • 新Voyage
  • 新Bookerlyフォントがデジタルリーディングのために一から作られる
  • 史上最も軽いKindle
  • ページめくり– 飛ばし読み、ざっと目を通すなどKindle電子書籍の中を自在に移動する新しい方法
  • プライムでいっぱい本が読める
  • 愛される製品をさらに改善
  • 手持ちの携帯電話やタブレットを書籍にかえる

2007年の11月、AmazonはKindleを発売しました。Kindleはデバイスとサービスの両方を提供することにより、デジタル読書を定義する存在となりました。Kindleがどのように進化を遂げてきたか、そしてKindleによって人々の読書方法がどのように進化したかをお話しします。

  • 2007年11月
    Amazon Kindleの発売

    Kindleデバイスは高解像度電子ペーパーディスプレイとコンパクトなデザインにより、デビューと同時に読書に革命をもたらしました。3年を超える研究の中でこのデバイスは、デジタル読書は魅力的でも快適でもない経験だという、当時のお客様の痛点に対処するべく設計されました。Kindleチームは、紙の本が提供できるものを色々な意味で超える製品の開発を目指し、辞書、検索機能、さらにコンピュータに同期させることなく何千もの書名に簡単にアクセスできる無線接続を内蔵しました。これらはKindle独自の機能です。最初のKindleサービスで購入、及びダウンロードができる書籍は9万冊でした。2007年11月29日、Kindleは発売後5時間半で売り切れました。

  • 2007年11月
    自費出版が簡単に

    最初のKindleデバイスが発売されたその日に、Amazonは自費出版サービス、Kindle Direct Publishing(2007年にはデジタルテキストプラットフォームと呼ばれていました)を開始しました。現在ではこのサービスのおかげで、何十万人もの作者が自分の物語を通じて、世界中の何百万人もの読者とつながっています。自費出版は著者が自由に本を書き、読者にその本を届ける事を可能としました。、より多くの選択とコントロールを作者に与えるとともに、読者にもかつてないほど多くの選択肢を与えています。

  • 2008年1月
    AmazonによるAudible買収

    Kindle発売に続いて、今度はAudible買収により朗読本に挑戦しました。Audibleは8万冊を超えるオーディオブックを有し、スティーブン・キングやトーマス・フリードマンなどのベストセラー作家のタイトルもあります。Kindleデバイスのデザインの第一目標は、「邪魔にならないように手の中に消える、それにより読書を楽しむことができる」でした。これは数ヶ月前の11月、Kindleが発売された時の、AmazonのCEOジェフ・ベゾスの言葉です。Audibleを使って書籍を耳から聞くことは、Kindleのもう1つの「消える」体験であり、読者は本の世界に浸り新しい読書方法を発見することが可能になりました。

  • 2009年2月
    朗読してくれる新Kindle

    Kindleデバイスの好調な販売が、Kindleに対するお客様の肯定的な反応を示していました。そこで当社は顧客経験のさらなる向上に取り組みました。Kindle 2はより滑らかなデザイン、バッテリー寿命の25%向上、ページめくり速度の向上、その他の改善を特徴としました。購入可能な書籍は、9万書から23万書に増えました。さらにメモリが2ギガバイトになったことで、Kindle 2は1,500タイトルを保存できるようになりました。読者が書籍を体験する方法の限界を引き続き押し広げるため、Kindleは「朗読機能」を追加しました。これは、テキストを声に転換して、目で文字を追えないときでもお客様が本を楽しめるようにする機能でした。

  • 2009年3月
    どこでもどんなデバイスでも読める

    iPhoneとiPodタッチ向けのfree Kindle appの開始により、さらに簡単にどこでも電子書籍を読むことができるようになりました。今回初めて、Kindleデバイスを持っているかいないかに関わらず、自分の携帯電話でKindleのアプリを使ってKindle上の電子書籍を読むことが可能になりました。さらに新たなウィスパーシンク技術により、Kindleが自動的に保存を行い、読書をデバイス間で同期化して、お客様がKindleデバイスから携帯電話へとシームレスに切り替えできるようにして、毎日もっと多くの本が読めるようにしました。

  • 2009年5月
    Kindle DXの発売

    Kindle DXでは、読者向けに新たな大画面体験を付加しました。後に同じ年のニューズウィークのインタビューで、ジェフ・ベゾスはKindleデバイスの成功に驚いたことを認めています。「2年前、我々の誰もこんなことが起きるとは思っていませんでした。」この後2010年に、コントラストを50%向上させ価格を下げたDXのアップデート版が発売されました。

  • 2009年10月
    Kindleのグローバル化

    過去に書かれたあらゆる言語の全ての書籍を60秒以内に入手できるようにするとのミッションに基づき、世界中のお客様がKindle電子書籍にアクセスできるようになりました。現在では世界中のお客様が30カ国以上の言語でKindleアプリを使って、手持ちのeリーダーや、iOS、アンドロイド、PC、マック用の無料Kindleアプリで読書ができます。

  • 2010年6月
    アンドロイド用Kindleアプリがデビュー

    お客様はOSに関係なく、あらゆる手持ちのデバイスで、Kindleアプリを使って読書を楽しむようになりました。無料Kindleアプリにより、手持ちの携帯電話やタブレットを書籍にかえ、いつでもどこでもあらゆるデバイスで読書を楽しむことがさらに簡単になりました。

  • 2010年7月
    Kindleの小型軽量化

    KindleデバイスはAmazon.comで最も望まれ、最もプレゼントに選ばれる、ベストセラー製品としての地位を確立しました。第3世代のKindleデバイスは、ボディの大きさを約1/5小型化しつつ6インチ画面を維持する、新デザインを特徴としました。コントラストは50%向上し、ページをめくる速度は20%速くなりました。さらに新Kindleは15%軽量化されました。新ディスプレイにより、明るい太陽光の下でも読書しやすくなりました。一方、記憶容量が増え3,500冊の書籍を収められるようになりました。

  • 2010年9月
    ウェブ用Kindle

    Kindle for the Web により、お客様はお手持ちのブラウザで書籍を見つけ読書を始めることができるようになりました。アプリのダウンロードやインストールをすることなく、Kindle電子書籍の第一章を無料で閲覧することも可能です。ウェブ用Kindleは、ブロガーや作者に自身のデジタルチャネルで、簡単に書籍を宣伝できる方法も提供しました。チャネルを訪問している読者は他のサイトに移動せずに第一章を閲覧でき、ブロガーは売上に対して照会手数料を得ることができます。

  • 2011年9月
    Kindleタッチ

    2011年、第4世代Kindleデバイスと、タッチスクリーンを特徴とするKindleタッチを発売しました。Amazonはこの2つのデバイスで、79ドルと99ドルという「驚きの2桁価格」を実現しました。

  • 2011年11月
    Kindle Owners’ Lending Libraryを導入

    お客様のKindle電子書籍にアクセスする方法を拡大し続ける中で、当社はKindle Owners’ Lending Libraryを導入しました。Amazonプライム会員のKindle eリーダーを持っていると、初めて、何千冊ものKindle電子書籍を無料で借りて読むことができるようになりました。

  • 2012年9月
    「我々がずっと作りたかったKindle」

    Kindleデバイスは2012年まで5年連続で、世界で最も売れているeリーダーでした。Kindleデバイス第5世代のペーパーホワイトは、ジェフ・ベゾスによれば「我々がずっと作りたかったKindle」でした。ペーパーホワイトの際立った特徴はそのディスプレイで、画素数が62パーセント増え、コントラストは25%向上し、あらゆる照明条件での読書に向く特許取得済み内蔵フロントライトが付きました。バッテリー寿命は過去2年間で、2倍の8週間になりました。様々なカップルから、ペーパーウェイトデバイスのおかげで離婚の危機を乗り越えられたと聞いています。

  • 2013年9月
    KindleデバイスにGoodreadsコミュニティを創設

    2013年春、当社は世界最大の読者コミュニティ、Goodreadsを買収しました。現在、 Goodreadsには6,500万人を超える会員がいます。9月に第6世代の新Kindleペーパーホワイトデバイス(速度とコントラストを向上させたバージョン)を発売したとき、その一環として、Goodreadsの評価、共有、ハイライト機能をKindle経験に組み込み、お客様が本を見つけたり友人と本について語り合ったりしやすくしました。

  • 2013年9月
    ウィスパーシンクフォーボイスとイマージョン・リーディング

    AmazonはWhispersync for Voice (ウィスパーシンクフォーボイス)を発売しました。これにより、お客様はどんなデバイス(およびAudibleアプリ)間でも切替えが可能になり、読んでいる本の続きをそのまま耳から聴くことができるようになりました。ウィスパーシンクフォーボイスを使うことで、お客様はさらに読書時間を確保しやすくなりました。たとえば夜寝る前にKindleで読んでいた本の続きを、そのまま通勤途中に携帯電話で聴くことができます。同時にイマージョン・リーディングが、全く新しいKindleファイアとKindleファイアHDの全機種に追加されました。これはお気に入りのAudibleオーディオブックを聴きながら、今聴いている箇所がハイライトされたテキストを同時に見られるというものです。読むことと聴くことが一緒にできると、読書の意欲が高まることが示されています。また目と耳を同時に使うと、読んだ内容が記憶に残りやすくなるという有意義な影響があります。

  • 2013年11月
    Kindle First (Kindleファースト) – 新書を独占的に先に読める

    Amazonは読者の立場に立って革新を続け、2013年にKindle Firstを開始しました。毎月、Amazonパブリッシングの編集者がKindle電子書籍で最も人気が高いカテゴリーから、出版1ヶ月前に数冊の本を選び、推薦文とストーリーや作者の裏話を添えます。発売時には、お客様はフィーチャーされた書籍から1冊を選び1.99ドルで購入することができました。プライム会員は無料で書籍を選べ、プライム会員になるメリットがもう1つ増えました。

  • 2014年7月
    お客様がKindle Unlimitedを使って書籍を探し始める

    Kindle Unlimitedの開始により、月々わずか9.99ドルで本好きな人たちは60万冊を超えるKindle電子書籍への無制限のアクセスを楽しみ始めました。また、同時に数千冊のAudibleオーディオブックも楽しめるようになりました。この新しい購読サービスによって、お客様は新しい作家やジャンルをお試ししやすくなりました。またKindle Unlimitedは自費出版作家に対しても、自分の腕で生計を立てるもう1つの方法を提供しました。実際、Kindle Direct Publishing (KDP) Selectの作家たちは、Kindle Unlimitedだけで、過去12ヶ月間に2億900万ドルを超える印税を得ました。

  • 2014年9月
    新Voyage

    これまでで最も薄いKindleデバイスであるVoyageは、「デバイスを消す、それにより作者の世界に埋没できる」というミッションにおいて、「次の大きなステップ」となったと、ベゾスは言います。たった7.6ミリという厚さに加えて、第7世代のKindleデバイスでは、画面の解像度、速度、記憶容量が一段と改善されました。新しいページめくり機能のPagePressでは、読者が親指で軽くボタンを押すと、特別設計のセンサーが働きページをめくります。

  • 2015年6月
    新Bookerlyフォントがデジタルリーディングのために一から作られる

    2015年の新Kindle ペーパーホワイトデバイスの発売とともに、新しいBookerlyフォントと先進タイポグラフィ・エンジンも導入して、読者の目の疲れを軽減しつつより速く読めるようにしました。デジタル画面での読書のために一から設計された独自のフォントBookeryは、現代の紙の書籍に使われている最良フォントの芸術性に着想を得たもので、デジタルデバイス上どんな大きさの文字でも読みやすいように手作りされました。

  • 2016年4月
    史上最も軽いKindle

    第8世代のデバイスに向けてKindleデバイスのデザインを再考し、人間工学に基づくKindle Oasisを実現しました。重さ4.6オンス、厚さ3.4ミリのOasisは、最も薄く最も軽いKindleです。さらに新世代高解像度300ppiのペーパーホワイトディスプレイを備え、鮮明なレーザー品質のテキストを実現しました。

  • 2016年6月
    ページめくり– 飛ばし読み、ざっと目を通すなどKindle電子書籍の中を自在に移動する新しい方法

    Kindleナビゲーション経験に再考を加えたのがPage Flipで、今読んでいるページがどこか常に把握しつつ、Kindle書籍の中を探索しやすくなりました。ページフリップを使うと、読者は読書中に、簡単にページを前後にめくって、本の様々な部分を参照できるようになりました。政治家の回想録で前に戻って写真を見ることも、叙事詩のようなファンタジーシリーズで地図と今読んでいるページを行ったり来たりすることもできます。

  • 2016年10月
    プライムでいっぱい本が読める

    AmazonはPrime Readingを導入しました。これはプライム会員が追加料金なしで、雑誌、エッセイ、マンガ、児童書などなど、Kindleで人気上位の書籍1,000冊以上から、好きなだけ本を読めるというサービスです。プライムリーディングは、拡大を続けるプライム会員向け読書に関する特典の最新のものでした。プライム会員への特典には、Kindle Owners’ Lending LibraryとKindle Firstも含まれます。

  • 2017年10月
    愛される製品をさらに改善

    デビューからほぼ10年が経ちましたが、KindleデバイスやKindle電子書籍は読者の立場に立って革新を続けています。第9世代のKindleデバイス、新Kindle Oasisは、これまでで最も大きい高解像度ペーパーホワイトディスプレイを搭載して発売されました。また初の防水Kindleでもあります。Audibleが内蔵されているので、お客様は世界最大のオーディオブックのライブラリーを聴くことができます。また読んでいた本を簡単に切り替えて、ブルートゥースヘッドフォンまたはスピーカーで、プロの朗読に耳を傾けることができます。薄型軽量の防水設計なので、これまで以上に様々な場所で、作者の世界に浸り続けることができます。

  • 2017年10月
    手持ちの携帯電話やタブレットを書籍にかえる

    iOSとアンドロイド向けの全く新しいKindle appsにより、携帯電話やタブレットを本に変えることがかつてないほど簡単になりました。これによってお客様はいつでもどこでも読書ができます。このアプリは本を愛する人々のために設計されており、様々なページ間の楽々移動、デジタルライブラリー、自分用にカスタマイズされたブックストアなど、最も人気あるKindleの機能に簡単にアクセスできます。iOS向けに内蔵されたGoodreadsコミュニティを利用して、読者は簡単に好きな本を見つけたり、好きな本について友人と語り合ったりできます。

  • Kindleの10年間
  • 1
    Amazon Kindleの発売
  • 2
    自費出版が簡単に
  • 3
    AmazonによるAudible買収
  • 4
    朗読してくれる新Kindle
  • 5
    どこでもどんなデバイスでも読める
  • 6
    Kindle DXの発売
  • 7
    Kindleのグローバル化
  • 8
    アンドロイド用Kindleアプリがデビュー
  • 9
    Kindleの小型軽量化
  • 10
    ウェブ用Kindle
  • 11
    Kindleタッチ
  • 12
    Kindle Owners’ Lending Libraryを導入
  • 13
    「我々がずっと作りたかったKindle」
  • 14
    KindleデバイスにGoodreadsコミュニティを創設
  • 15
    ウィスパーシンクフォーボイスとイマージョン・リーディング
  • 16
    Kindle First (Kindleファースト) – 新書を独占的に先に読める
  • 17
    お客様がKindle Unlimitedを使って書籍を探し始める
  • 18
    新Voyage
  • 19
    新Bookerlyフォントがデジタルリーディングのために一から作られる
  • 20
    史上最も軽いKindle
  • 21
    ページめくり– 飛ばし読み、ざっと目を通すなどKindle電子書籍の中を自在に移動する新しい方法
  • 22
    プライムでいっぱい本が読める
  • 23
    愛される製品をさらに改善
  • 24
    手持ちの携帯電話やタブレットを書籍にかえる
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