アマゾンジャパンは、2019年1月、文部科学省の平成30年度「青少年の体験活動推進企業表彰」の審査委員会奨励賞を受賞し、2019年2月20日に、表彰式が行われました。この表彰は、社会貢献活動の一環として青少年の体験活動に関する優れた取り組みを行う企業を表彰するもので、全国に広く紹介することで、青少年の体験活動の機会の促進を図ることを目指しています。
この回の受賞は、川崎フルフィルメントセンター(川崎FC)にて、2017年11月より近隣の東高津小学校と連携し、5年生175名を対象に、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)を学ぶSTEM教育を行ってきた体験教室が、青少年の体験活動に関する優れた実践として評価されたものです。
川崎FCでは、国内初の「Amazon Robotics」が導入されたFCとして、人とロボットが協力して、受注から発送までの時間をどのようにして短縮しているかを学ぶために、商品の棚出し作業や安全に作業するためのダンボールの運び方、お客様の商品を丁寧に梱包する方法の3つの体験教室を提供しています。
児童たちは、荷物を運ぶ際に「テコの原理」が応用されていることを体験したり、ブログラミングによりロボット を動かすことを見学するなど、体験活動の内容が、実際の社会で役立てられていることを学んでいます。また、体験教室の最後には、児童一人ひとりに、体験教室で学んだ最先端の物流をテーマに、ロボットのイラストを描いていただきました。このイラストは、児童たちと社員との交流の証として、川崎FCのカフェテリアに掲示されています。
これまでにプログラムに参加した児童からは、
「ロボットが活躍している様子を見て、私も将来エンジニアになりたいと思いました。」
「算数の勉強が社会で役立つということが、Amazon Robotics を題材としたSTEM教室でよく分かりました」といった嬉しいコメントをいただいています。
また、東高津小学校の鈴木校長先生(2017年当時)は、「川崎FCと学校が連携して、素晴らしい授業を実現することが出来ました。生徒達は興味深く体験教室に参加していました。生徒達にとって、物流がどのように日本のインフラを支えているのか、また最先端のAmazon Roboticsについても学ぶとても良い機会になったと思います」とおっしゃっています。
地元の地方自治体である、川崎市長 福田紀彦氏からは、Amazonの取り組みに対して、
「科学技術や情報を生かして発展する産業が果たしている役割について考えるよい機会となり、2020年度から始まるプログラミング教育にもつながる、素晴らしい取組みに感謝しています」と感謝と期待の声をいただいています。
アマゾンジャパン合同会社 社長 ジェフ ハヤシダは、
「今回の受賞をとても名誉に感じております。またプログラムにご協力下さった学校関係者の皆様に深く感謝申し上げます。このような活動を通じて、AmazonのFCが地域の若者を応援できることは非常に喜ばしいことです。今後もジョブシャドウ(職業体験プログラム)や若者が物流の仕事に関心を持って頂くためのSTEM体験教室など、若者の未来を応援する活動を継続的に実施してまいります」と話しています。