最近はご自宅で過ごす時間が増えていると思いますが、室内での換気や熱中症の予防、寝苦しい熱帯夜に向けた対策は万全でしょうか? 今年の夏は、Amazonが提供する音声サービスAlexa(アレクサ)でご自宅をちょっぴり「プチ・スマートホーム」にして、暑い夏のおうち時間をさらに快適にしてみませんか。

スマートホームは、インターネットを使ってスマートスピーカーや家電をつないで、音声で様々な家電を操作したり、離れた場所から室内を見守ったり、より便利で安全な暮らしを実現する住まいのことです。名前は聞いたことがあるけど、スマートホームって手間やお金がかかりそう、と思っている方も多いのではないでしょうか。

実はAlexaを活用して、すでにご自宅にある扇風機やクーラーなどの家電を手軽にプチ・スマートホームにすることができます。Amazonが今年実施した調査では、Alexaなどが搭載されたスマートスピーカー利用者の約7割が、「音声でエアコンやロボット掃除機、照明機器などの家電を操作する」ことに高い満足感を得ていると回答しています。(※1)

換気も大切なこの季節、ご自宅の扇風機やエアコンをちょっぴりスマートホームにして、快適なおうち時間を送れるよう、ご自宅をアップデートしてみましょう。
※1 詳しくは『スマートスピーカーってどんなところが便利?』を参照ください。

Alexaを使ったプチ・スマートホームは何を用意すればできる?

「アレクサ、扇風機をつけて!」Alexaでプチ・スマートホーム:夏の熱中症対策編

まずはAlexaを使ってプチ・スマートホームを始めるために必要なアイテムをご紹介します。

① Wi-Fi環境
スマートホーム環境をつくるためには、インターネットを通して家電をスマートスピーカーと連携させるための、Wi-Fi環境が必要になります。

② Amazon EchoシリーズなどのAlexa搭載デバイス
Amazon EchoシリーズなどのAlexa搭載デバイスがあれば、Alexaが「アレクサ、エアコンをつけて」「アレクサ、扇風機をつけて」などの指示を聞き取ってくれます。

③ Alexaで操作したい家電
Alexaに話しかけて音声で操作できるのは、スイッチのみで電源のオン/オフができる家電(扇風機やサーキュレーター)や、赤外線通信を利用する一般的なリモコンで操作する家電(エアコンやテレビ)などがあげられます。

スマートプラグやスマートリモコン
Amazon EchoシリーズなどのAlexa搭載デバイスと家電をつなぐためには、中継地点となる機器が必要になります。Amazon Echoシリーズと、スイッチのみで電源のオン/オフができる家電をつなぐ場合には「スマートプラグ」と呼ばれる機器が、リモコンで操作する家電をつなぐ場合には「スマートリモコン」と呼ばれる機器が、それぞれ必要になります。家電のタイプによって使用する種類が異なりますので、お手持ちの家電を確認してみてください。

Alexaに話しかけて、扇風機やエアコンを操作してみよう!

ここでは、それぞれのケースでおすすめの機器や設定方法を紹介していきます。

ケース1:本体に電源のオン/オフができるスイッチがある扇風機やサーキュレーターには「Amazon Smart Plug」がおすすめ

「アレクサ、扇風機をつけて!」Alexaでプチ・スマートホーム:夏の熱中症対策編

本体のスイッチを直接オン/オフして操作するタイプの家電におすすめしたいのが「Amazon Smart Plug(アマゾン スマートプラグ)」です。EchoシリーズなどのAlexaが搭載されたデバイスをお持ちであれば、このスマートプラグをコンセントに挿し、扇風機などの家電と繋いでセットアップするだけで、寝苦しい夏の夜も音声だけで電源のオン/オフを操作することができます。(※2)

※2 電気用品安全法により、電気ストーブや電気コンロなどの電熱器を含む特定の電気用品は本製品に接続し音声等で遠隔操作することが禁じられています。またスマートプラグは、エアコンやリモコンつき扇風機など、電子制御スイッチつき家電のオン/オフには対応していません。お手持ちの家電の電源をオンにした状態でコンセントを抜き、コンセントを差したときに再びオンになるものがスマートプラグに対応しています。詳しくは「Amazon Smart Plug」製品ページをご覧ください。

<セットアップの手順>
まず、スマートプラグを室内のコンセントに差し込み、最新バーションのAlexaアプリをお手持ちのスマートフォンにダウンロードします。「Amazon純正スマートプラグをセットアップする」内の手順に従って、Alexaアプリでセットアップを進めてください。

スマートプラグのセットアップが完了したら、Alexaアプリの画面下部のナビゲーションバーにあるデバイスをタップし、プラグを選びます。Amazon Smart Plugが「一番目プラグ」と表示されるので、タップして「扇風機」などお好みの家電の名称に変更してください。

扇風機などの操作したい家電をスマートプラグのコンセントに接続すれば、「アレクサ、扇風機をつけて」「アレクサ、扇風機を消して」などの音声で、扇風機の電源のオン/オフが可能になります。

ケース2:赤外線リモコンで操作できるエアコンには、「Nature スマートリモコン Nature Remo nano」がおすすめ

「アレクサ、扇風機をつけて!」Alexaでプチ・スマートホーム:夏の熱中症対策編

2つ目は、エアコンのように赤外線リモコンで操作できる家電です。この場合はスマートリモコンと呼ばれる機器が必要になります。スマートリモコンを使えば、赤外線リモコンの代わりに、Alexaを通じて音声で家電を操作することができるようになります。また、スマートリモコンに複数の家電を登録することができ、赤外線リモコンをどこに置いたか忘れてしまったときも、Alexaに音声で呼びかけたり、スマートフォンのAlexaアプリをタッチしたりするだけで家電を操作できるため、とても便利です。

ここでは、Nature スマートリモコン Nature Remo nanoを使用した例を紹介します。スマートリモコンを使用する場合は、Alexaアプリに加えて、スマートリモコンを製造するメーカーのアプリをスマートフォンにダウンロードする必要があります。Nature社のRemoアプリをインストールし、「Nature Remo初期設定マニュアル」の手順に従ってセットアップを進めましょう。

Remoアプリでエアコンなど家電の登録が完了したら、AlexaアプリでNature Remo nanoとAlexaを連携します。こちらのページの手順に従って、Alexa とNature Remo nanoに登録したエアコンを接続します。接続が完了すれば、「アレクサ、エアコンをつけて」と話しかけるだけで、お手持ちのエアコンが音声で操作できるようになります。

外出先でも、スマートフォンのAlexaアプリに「アレクサ、エアコンをつけて」と話しかけてご自宅の家電を操作することができます。帰宅前に室内を涼しくしておくことや、ペットの熱中症予防にもおすすめです。

Alexaの定型アクションを活用して、さらにスマートに

Alexaの「定型アクション」を利用すれば、1つのフレーズ(例:「アレクサ、おはよう」)を言うだけで、Alexaが複数のことを一気に実行してくれ、ご自宅で過ごす時間がさらに快適になります。あなたのAlexaを、お好みのフレーズで夏仕様にカスタマイズしてみてください。

たとえば、夜眠る前に「アレクサ、おやすみ」と言うだけで、室内の扇風機やエアコンの電源がオンになり、お休み前にさざ波の音を聞いて身も心も涼しくリラックスすることができます。定型アクションの設定については、「覚えやすいフレーズでAlexaを自動化する定型アクション」のページを参考にしてみてください。

プチ・スマートホームでおうち時間をより充実させよう!

Alexaを活用すれば、ご自宅にある家電で、設定も簡単にプチ・スマートホームができます。声だけで家電が動くと魔法を使っているみたいでお子様も大喜びのはず。ぜひ、この夏はAlexaと扇風機やエアコンをつないで、熱中症に備えてご自宅をスマートホームな環境にしてみてください。

Alexaによるプチ・スマートホーム体験や、Alexaに対応したおすすめの夏物家電についてもっと知りたい方は、さらに詳しく紹介したページ「Alexaスマートホームストア」がありますので、ぜひご覧ください。

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