離れて暮らす家族の安否が気になる、でも家庭や仕事などの、さまざまな事情で頻繁に連絡が取れない、なかなか帰省ができず孫の顔も見せられない……。家族が高齢になればなるほど、体調の変化や暮らしぶりなどを気に掛けている方は多いのではないでしょうか。

そこで近年、注目を集めているスマートスピーカーを活用されてはいかがでしょうか。Amazonの音声アシスタントのAlexa(アレクサ)が搭載されたスマートスピーカーEcho Showシリーズなら、離れて暮らす家族とのコミュニケーションを緊密にしてくれるだけでなく、声をかけるだけであらゆる操作ができるので、機械の操作が苦手な世代でも直感的に使うことができます。Amazonが2020年に実施した調査※1でも、スマートスピーカーの利用者の内、77%が「高齢者や子どもの見守りが容易になる」と回答しました。

今回はAmazonのディスプレイ付きのスマートスピーカーEcho Showシリーズと、音声アシスタントのAlexaを活用して、離れて住む家族とつながる便利な方法をご紹介します。
※1 「スマートスピーカーってどんなところが便利?」の記事を参照。

家族の距離を縮めてくれるEcho Showシリーズ

Echo Showシリーズの写真

音声アシスタントのAlexaを搭載したEcho Show シリーズには、用途やシチュエーションに応じたさまざまなバリエーションが用意されています。なかでも祖父母や家族、ペットなどの見守りに特におすすめしたいのは、Echo Show 15です。

Echo Show 15の写真

Echo Show 15の大きな特徴は、縦横お好みの方向で壁に設置できること、そして15.6インチフルHDのディスプレイです。大きくて精細な画面を通じてビデオ通話ができるので、相手の顔や部屋の様子をよく見ながら会話をすることができます。そのほか、ウィジェット機能で、天気やメモ、買い物リスト、カレンダー、お気に入りのスマートホームなど、さまざまな情報をホーム画面に配置できるのも便利なポイントです。また、家族一人ひとりのプロフィールを作成できるビジュアルID機能にも対応しているので、自分だけにカスタマイズされた情報をチェックすることも可能です。

ビデオ通話、Ringセキュリティカメラとの連携で見守りなど、離れた場所から高齢の家族を力強くサポート

離れて住む家族とのコミュニケーションを円滑にするEcho Show 15の便利な使い方を、ポイントごとに紹介していきます。

ポイント1:呼びかけ機能やビデオ通話で、いつでも実家とつながる

Echo Show 15などEcho Showシリーズのデバイスを自宅と実家に設置しておけば、指定したデバイスを自動的につなげて通話をする「呼びかけ」機能を利用して、高齢の家族が暮らす部屋の様子を確認したり、話しかけたりすることができます。また、外出先からもスマートフォンのAlexaアプリを通して、部屋の中や家族の様子に変化がないか、気軽に確認できるので安心です。※2
※2 呼びかけ機能は初期設定で無効になっています。利用するには、Alexaアプリのデバイス設定で有効化する必要があります。呼びかけ機能の使い方は「Alexaで大切な人と話そう」をご覧ください。

壁にかけたEcho Show 15で離れた家族と楽しくビデオ通話をしている写真
呼びかけ機能を使えば、スクリーン越しに部屋の様子を確認したり、話しかけたりすることができます。

Echo Show 15は付属の壁掛け金具で壁に固定できるだけでなく、壁から取り外して専用スタンドに設置することも可能です。そのため、住まいの環境や生活シーンに合わせて設置することができます。

ポイント2:Ringのセキュリティカメラとつなげて、きめ細やかな「見守り」を

帰省する時間がなかなか確保できないため、家族の様子がわからず心配。もっと家の中や外の様子を知りたい、と思われている方もいらっしゃるでしょう。その場合は、Echo Show 15などのEcho Show シリーズとセキュリティカメラを組み合わせて使うことをおすすめします。

Amazonから販売されている「Ring Indoor Cam」や「Ring Stick Up Cam Battery」などのセキュリティカメラを実家に設置しておけば、Echo ShowシリーズのデバイスやRingアプリを介して、家族と会話できるだけでなく、モーション検知やライブ映像などの見守り機能を利用することができます。離れて暮らす家族に限らず、留守中のペットの様子なども確認できるため、とても便利です。

「Ring Stick Up Cam Battery」は屋内だけでなく屋外にも設置可能なので、不審者が訪れていないかなどもチェックすることができます。さらに「Ringプロテクトプラン」に登録すれば、Ringデバイスで録画された動画および静止画を、気になるときに確認、保存、共有することもできて安心です。※3
※3 Ringプロテクトプランは2023年9月30日まで無料で体験いただけます。

ちなみに、Echo Show 15は「ピクチャー・イン・ピクチャー機能」を搭載しており、セキュリティカメラのライブ映像を画面の片隅で確認できるので、映画やドラマを見ながら、スクリーンの小窓で家族のお部屋の様子を確認することも可能です。また、スマートホームウィジェット機能を活用すれば、ホーム画面からAlexaに話しかけたり、タップしたりするだけでセキュリティカメラの映像を表示させることもできます。

Echo Show 15の画面の隅に子ども部屋の様子が映り、家事をしたり動画を見ながら見守っている写真。
ピクチャー・イン・ピクチャー機能で、離れて暮らす高齢の家族や、子ども部屋の様子なども確認できます。

ポイント3:Echo Show 15をデジタルフォトフレームにして思い出を共有

Echo Show 15 に は、 Amazon Photosに保存された写真をスライドショー形式で表示できる機能があります。また、インテリアに溶け込むデザイン性を兼ね備えているので、フォトフレームとしても壁に溶け込みます。

Echo Show 15に家族写真が表示されている写真

ファミリーフォルダを作成して、家族の思い出の場面やお孫さんの写真をアップロードして家族と写真を共有すれば、なかなか会えないときにも存在を近くに感じることができます。Amazon Photosの使い方は「スマホで撮った1年分の思い出写真は、Amazon Photosで賢く手軽に整理&シェア」の記事をご覧ください。※4
※4 プライム会員のお客様はAmazon Photosで容量無制限の写真ストレージやファミリーフォルダをご利用いただけ、プライム会員ではないお客様は5GBの無料ストレージをご利用いただけます。

ポイント4:Amazonでショッピング、品物をスピーディに届ける。実家の買い物のサポートも

年を重ねてくると、外出や買い物をするのも一苦労。ましてや重い買い物袋を持ち運ぶのは体への大きな負担となることもあります。Amazonを活用すれば、高齢の家族の買い物サポートをすることができます。

たとえば、Amazonで注文した商品の配送先を実家に指定すれば、家族に代わって重いものや、かさばるものなどの買い物をすることができます。ご自身がAmazonプライム会員で、かつ家族がAmazonネットスーパー(AmazonフレッシュおよびAmazon提携ネットスーパー[ライフ、バロー、成城石井])をご利用いただけるエリアにお住まいの場合は、生鮮食品を届けることもできます。また、Amazonではさまざまな生活雑貨のほか、大人用おむつなどの介護用品や介護衣料品も充実しているので、家族に必要なアイテムもきっと見つかるはずです。

家族がEcho Showシリーズに話しかけて、Amazonでお買い物いただくことも可能です。「アレクサ、しょうゆを買い物リストに追加して」「アレクサ、ティッシュペーパーをカートに入れて」と声をかければ、いつもAmazonで注文いただいている品物などをAlexaとのやりとりだけでお買い物ができます。注文した商品の配達状況も「アレクサ、注文した商品はどこ?」と声をかければ、ご確認いただけます。

食事の準備中に、声でAlexaに買い物リストの追加をお願いする写真
両手がふさがりがちなキッチンでも、Alexaに話しかけて買い物リストに食材などを追加できます。

ポイント5:そのほか、離れて住む家族の毎日をサポートする便利な機能がいっぱい

Echo Show 15をはじめとするEcho Showシリーズには、これまで紹介した機能以外にも、家族にとって便利なAlexaの機能がたくさんあります。

たとえば「アレクサ、午後9時に薬を飲む、をリマインドして」と声をかけると、薬の飲み忘れをしないように時間になったらリマインドしてくれます。そのほか、「アレクサ、ニュースを読んで」「アレクサ、天気を教えて」と声をかけて、知りたい情報を手軽に取得できたり、音楽やラジオを楽しめたり、高齢の家族にとっても毎日の暮らしが便利に楽しくなる機能が満載です。多彩な機能については「Alexaとできること。」のページをご覧ください。

スマートスピーカーがあれば、離れていてもすぐ近くにいるような安心感

ご家族と離れて暮らしているとすぐに手を差し伸べることはなかなかできません。Echo Show 15などのEchoシリーズやRingのセキュリティカメラを活用すれば、距離は離れていても、親子で寄り添っているかのように、見守りや手助けをすることができます。ぜひ家族と安心のためにも、こうしたスマート家電の導入について話し合ってみてはいかがでしょうか。

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