Amazonは地球上で最高の雇用主となることを目指し、社員のウェルビーイング*のサポートに取り組んでいます。メンタルヘルスについても、ウェルビーイングの重要な項目の1つと捉え、Amazonの社員やその家族にさまざまなサポートやプログラムを提供しています。
*Well-Being。身体的・精神的・社会的に満たされた状態にあることや、心身の健康や幸福を意味する言葉。
メンタルヘルスとウェルビーイングに関する活動に取り組むアフィニティグループの日本支部が始動
Amazonには、事業や世界中の拠点の垣根を超えて活動する、有志の社員による「アフィニティグループ」があります。アフィニティグループは、コミュニティを形成するための社内ネットワークの構築、Amazonの事業部門への助言、奉仕活動の主導、Amazonの社員たちが生活し働くコミュニティへの働きかけなど、重要な役割を担っています。
5月は「メンタルヘルス啓発月間(Mental Health Awareness Month )」として、アメリカをはじめ、世界のさまざまな地域においてメンタルヘルスの意識を高める活動が実施されています。そして、Amazonでも世界各地の拠点で社員たちがさまざまな活動を展開しています。その中の1つとして、このたび日本でもメンタルヘルスの問題に対する差別や偏見をなくし、メンタルヘルスに関する意識を高めてお互いを支え合い、安心できるコミュニティを作ることおよび社員のウェルビーイングを促進することをミッションとした「Mental Health & Well-Being(MHW)」アフィニティグループの日本支部「Mental Health & Well-Being APAC Japan(MHW APJC)」が始動しました。
5月29日にはMHW APJC発足を記念して、パネルディスカッションを開催しました。
パネルイベントでMHW APJC エグゼクティブスポンサーであり、アマゾンジャパン ファッション事業本部 事業本部長である山田恭子さんは、「雇用主にとって、社員へのメンタルヘルスケアの提供および啓発は重要であり、今回のMental Health & Well-Being アフィニティグループの導入は、Amazonにとってさらなる前進です。Amazonは、社員にメンタルヘルスとウェルビーイングに関するさまざまな福利厚生を提供し、社員とその家族が必要なときに利用できるようにしています」とメンタルヘルスケアの重要性を強調しました。
MHW APJC は今後、メンタルヘルスとウェルビーイングに関するコンテンツや、Amazonが提供するメンタルヘルスやウェルビーイングに関する福利厚生の詳細を社員に案内するなどの活動を展開していきます。
メンタルヘルスとウェルビーイングに関するAmazonの福利厚生
Amazonでは包括的な福利厚生の一環として、健康保険、有給休暇など、社員のメンタルヘルスやウェルビーイングのためのさまざまなサポートを提供しています。今回はその一部として、「従業員支援プログラム(EAP)」「オンライン学習講座」「Twill」について紹介します。
従業員支援プログラム(EAP)
従業員支援プログラム(EAP)は、メンタルヘルスの疑問や悩みが生じた際に社員が使用できるサービスです。EAPは、24時間365日利用できる無料の秘密厳守のサービスで、社員とその家族全員が、入社初日から日本語で利用できます。EAPを通じて社員は、質の高いケアを見つけるための一貫したサポート、大きなライフイベントや日常生活に関するサポート、さらには経済的・法的なことに関する相談などのサービスを受けられます。Amazonの全社員とその家族は、EAPを通じてカウンセリングを無料で受けることができます。
オンライン学習講座
Amazonはメンタルヘルスに関する教育や啓発が重要であると認識しています。そのため、オンラインで受講できるメンタルヘルス啓発講座を提供し、全社員が受講できる環境を整えています。この講座では、メンタルヘルスの基本を学ぶだけでなく、悩みを抱えたときの対処法や、相談先などの情報を得ることもできます。
Twill
アプリ「Twill」とのパートナーシップにより、社員と18歳以上のその家族は24時間365日いつでも自発的なメンタルヘルスケアを無料・秘密厳守で受けられます。社員やその家族はTwillで気分を記録したり、科学的に裏付けられたゲームやアクティビティを通じて気分転換を図り、ストレスを感じた場合はそれに対処するサポートも受けられます。日々のウェルビーイングを保つ習慣の一環としてTwillを活用することで、メンタルヘルスに変化が生じた場合にすぐに気づくことができ、迅速な対処を可能にします。
全社員が心身ともに健康であるために
メンタルヘルスは誰にとっても重要で、1人ひとりの仕事や毎日の暮らしに大きな影響を及ぼすにもかかわらず、なかなか助けを求めることができない領域です。Amazonでは、メンタルヘルスに関するさまざまなプログラムを提供し、全社員が自分に合ったサポートを受けられる環境づくりを継続的に進めていきます。