フィッシング詐欺メールとは、実在する企業や組織を装ってメールなどのメッセージを送信し、受信者の個人情報やアカウント情報を不正に入手しようとする不正行為です。 この記事では、Amazonを装ったフィッシング詐欺メールによる被害を防ぐため、安全にAmazonからのメールを確認する方法と、便利な機能「メッセージセンター」についてご紹介します。
不審なメールを受け取ったときのために覚えておきたい3つのポイント
1. Amazon.co.jpのメッセージセンターを確認する
2. 主要メールサービスの場合、送信元の表示を確認する
3. 不審なメール内のリンクはクリックしない
よくある質問
不審なメールを受け取ったときのために覚えておきたい3つのポイント1: Amazon.co.jpのメッセージセンターを確認する
Amazon.co.jpのメッセージセンターでは、注文内容の確認や発送状況のお知らせ、アカウントに関する重要なお知らせなど、Amazonからお客様に送信されたメールを確認することができます。
受け取ったメールと同じメールがメッセージセンターにも入っているか確認することで、Amazonから送信されたメールであるかどうかの判断ができます(メールの種類により一部対象外のものがあります)。Amazon.co.jpのサイト内にある機能なので、フィッシング詐欺メールの心配をすることなく、安全に情報を確認できます。
メッセージセンターでのメールの確認方法は次の通りです。
メッセージセンターでのメールの確認方法
パソコンの場合
Amazon.co.jpにアクセス
1. 画面右上のアカウントサービスを選択
2. メッセージセンターを選択
Amazonショッピングアプリの場合
Amazon公式のショッピングアプリを開く
1. 下部メニューの人型アイコンを選択し、アカウントを選択
2. メッセージセンター項目内のメッセージを選択
不審なメールを受け取ったときのために覚えておきたい3つのポイント2: 主要メールサービスでの表示を確認する
Gmail、Appleメール、Yahoo!メール、ドコモメールをご利用の方は、Amazonから正式に送信されたメールを受信した場合には、受信ボックスのメール画面一覧にAmazonのロゴや公式アカウントマーク「✓」が表示されます。ロゴや公式マーク以外が表示されている場合は疑わしいので公式/サイトやアプリで確認しましょう。
※これらのロゴや公式マークは、前述の主要メールサービスの受信ボックスをブラウザまたはスマートフォンアプリで表示した場合、メールの冒頭に表示されます(下の画像参照)。PCにインストールされたOutlookなどのメールソフトで受信ボックスを表示した場合は、このマークは表示されません(2025年10月現在)。
不審なメールを受け取ったら確認したい3つのポイント3: 不審なメール内のリンクはクリックしない
フィッシング詐欺メールの中には、巧妙に偽装されたリンクが含まれている可能性があります。そのため、メール内のリンクは絶対にクリックせず、返信したり添付ファイルを開いたりもしないでください。
よくある質問
不審なメールやSMSを受け取った場合、どうすればいいですか?
一見、AmazonからのメールやSMS(ショートメッセージサービス)のように感じられるものの、不審に思った場合には、メール内のリンクをクリックしたり、添付ファイルを開いたりすることは絶対にしないでください。また、今後の被害防止のために、以下から不審なメールの報告にご協力ください。
- Amazonアカウントをお持ちの方:「不審な連絡について報告する」ページから報告してください。
- Amazonアカウントをお持ちでない方:reportascam@amazon.com(受信専用)まで、受け取ったメールやSMSを転送してください。
すでにフィッシング詐欺サイトで情報を入力してしまいました。どうすればよいですか?
クレジットカード情報を入力してしまった場合は、クレジットカード会社に連絡し、利用停止などの手続きを行ってください。Eメールアドレスや、パスワードなどAmazonのアカウント情報を入力してしまった場合は、パスワードの再設定、またはアカウント設定の変更を参照のうえ、アカウント情報を変更してください。
上記の対応を行っても不安が解消されない場合はどうすればよいですか?
Amazon公式サイトやアプリから直接Amazonにお問い合わせください。SMSやメールで送られてきた番号や、メールに含まれているリンクから問い合わせることはしないようご注意ください。