2022年1月、日本空港ビルデング株式会社と東京国際空港ターミナル株式会社とのパートナーシップのもと、羽田空港第3ターミナルにAmazonロッカーが設置されました。2022年2月4日現在、日本政府の指定する国・地域から日本に帰国・入国する方に対して、日本政府が定める規定による新型コロナウイルス感染症予防措置として、指定の宿泊施設で待機する措置がとられています(詳細はこちら)。この羽田空港第3ターミナルのAmazonロッカーは、羽田空港から入国後、そのまま検疫所が確保した宿泊施設で待機期間を過ごす方が、Amazon.co.jpで注文した商品を非接触で、安全かつ確実に受け取っていただけるように設置しました。

その使い方についてご紹介します。

ほしいものを自分のタイミングで受け取れる

日本では2019年9月から展開されている「Amazonロッカー」は、Amazon.co.jpで注文した商品を指定した配送先で、都合のよい時に受け取れるサービスです。このロッカーではAmazon.co.jpで販売されている数百万点の商品が配送可能で、通常配送だけでなくお急ぎ便にも対応しています。

羽田空港のAmazonロッカーで商品を受け取る方法

ご利用いただく前に

  • 羽田空港より入国し、検疫所が確保する宿泊施設で待機する方が対象です。
  • 対象者の詳細については、以下の厚生労働省のウェブページをご確認ください。
  • Amazon.co.jp でのアカウントが必要です。
  • 羽田空港のロッカーでの受け取りには、「Amazonショッピングアプリ」がインストールされたBluetooth 対応のスマートフォンが必要です。
  • Amazon.co.jp が発送する商品に限ります。
  • 一部危険物や、重量・サイズが大きい商品、Amazonフレッシュの商品は配送対象外です。(詳細はこちらをご確認ください)

商品の購入から受け取りまで

入国後の施設での待機期間に入る前に活用できる羽田空港のAmazonロッカーの使い方

1. Amazonでお買い物

通常通り、購入したい商品をカートに入れ、レジに進みます。

入国後の施設での待機期間に入る前に活用できる羽田空港のAmazonロッカーの使い方

2. 対象のロッカーを選択

「受取スポットを探す」から探してアドレス帳に追加します。羽田空港に設置されたAmazonロッカーを選択するには、「Sun」「Mercury」「Mars」の内のどれか1つを選んでください。

確実に受け取れるように、商品の注文を確定する際には「お届け予定日時」を確認してください。

お届け先の確認を行い、レジで買い物を完了させてください。

入国後の施設での待機期間に入る前に活用できる羽田空港のAmazonロッカーの使い方

3. メールを受け取り、ロッカーへ

商品がロッカーに配達されるとAmazonからメールが届きます。商品の到着から3日以内に指定したロッカーに受け取りに行き、ロッカーの3m以内でAmazonから届いたメール内の「ピックアップを開始」をクリックします。

入国後の施設での待機期間に入る前に活用できる羽田空港のAmazonロッカーの使い方

4. 荷物をピックアップ

「ピックアップを開始」をクリックすると、自動的にAmazonショッピングアプリが起動します。

指示に沿ってセットアップをすると、Bluetoothを経由してロッカーが開きます。

開いたロッカーから荷物を受け取ります。ロッカーを閉めて受け取りは完了です。

よくある質問

Q 商品の到着から何日間保管されますか? 空港内でどのタイミングで受け取れますか?

 羽田空港のAmazonロッカーでは、商品を3日間保管できます。受け取りのタイミングは、待機施設に移動する前のみです。確実に受け取れるように、商品の注文を確定する際には「お届け予定日時」をご確認ください。

Q 家族が代理で注文することも可能ですか?

 ご家族やご友人などが代理で注文する場合は、Amazonから購入した方(ご家族やご友人)に送信されるメールを、商品を受け取る方(検疫所が指定する宿泊施設で待機する方)に転送することで、Amazonロッカーでお受け取りいただくことができます。

Q 保管期間が過ぎた商品はどうなりますか?

 保管期間の3日間が過ぎると注文はキャンセル扱いとなります。空港内のため、日本国内にいるご家族・ご友人などが代わりに受け取ることはできません。

羽田空港のAmazonロッカーのご利用についてくわしくはこちらをご覧ください。

Amazonロッカーの個性豊かな「ご当地ネーム」

ちなみに、羽田空港第3ターミナルに設置された3つのロッカーには「Sun」「Mercury」「Mars」という名前がついています。Amazonロッカーの名前の多くは日本語の平仮名表記ですが、羽田空港では日本語が読めない人のために英単語を採用。また、空港という場所を意識して、天空や宇宙への広がりを感じさせる名前にしました。

Amazonロッカーは、日本全国の数千ヵ所に設置されています。駅やドラッグストアなど、身近な場所でAmazonロッカーを見つけたら、右上に書かれたユニークな名前をぜひチェックしてみてください。ロッカーの名前は、設置された地域にちなんだもの、一般公募で選ばれたものなど、バラエティーに富んでいます。

例えば、北海道札幌市には「ゆきんこ」、宮城県仙台市には「ぼんてんまる」(仙台藩主・伊達政宗の幼名「梵天丸」から)、愛知県名古屋市には「えびふりゃー」、大阪府吹田市には「おかん」、広島県広島市には「こいのぼり」と名付けられたロッカーが設置されています。

Amazonロッカー

Amazonロッカーを使うと、自分の指定した場所で、商品を非接触で安心して受け取ることができます。日常生活でも便利にご利用いただけますので、ぜひご利用ください。

全国にある便利なAmazonロッカーの場所などはこちらをご覧ください。

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