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風力発電と太陽光発電への投資を通じて、カーボンフリーエネルギーの使用を拡大
Amazonは2019年に、2030年までにグローバルで展開する、データセンター、オフィス、食料品店、など、事業活動で使用する総電力量と同等の電力を、100%再生可能エネルギーで確保するという目標を掲げました。そして2023年、世界中で500件を超える太陽光発電および風力発電プロジェクトにより、予定よりも7年早くこの目標を達成することができました。そしてBloomberg NEFによると、Amazonは4年連続で世界最大の再生可能エネルギー購入企業でもあることが確認できました。この再生可能エネルギーの目標達成に向けた取り組みの詳細はこちらをご覧ください。
米国におけるAmazonの風力発電プロジェクトAmazonは2023年、温室効果ガスの総排出量であるカーボンフットプリントを3%削減するとともに、カーボンインテンシティを13%低減しました。カーボンインテンシティとは、事業の成長に対するカーボンフットプリントの変化を測定する指標です。カーボンインテンシティの低減は、Amazonが温室効果ガス排出量の増加と事業成長を切り離すことができていることを意味します。
私たちは常に、素早く行動し、イノベーションを行い、お客様に最高の体験をご提供する方法を模索しています。そのためには、バリューチェーン全体で緊密に連携する必要があります。長年にわたってAmazonの事業にサステナビリティを組み込む取り組みを進めてきた中で、多くのことを学びました。そして、その経験を他社と共有し、役立ててもらいたいと考えています。私たちが新たに立ち上げた「Amazonサステナビリティ・エクスチェンジ」では、これまで社内で活用していた情報を公開し、あらゆる規模の企業がネットゼロに向けて意味のある一歩を踏み出せるようサポートします。
Amazonは梱包について、商品を保護し、確実にお客様にお届けすることが、最も重要であると考えています。その上で、梱包材の使用量を減らし、リサイクル可能な資材を優先して使うことに努めます。2015年以降、Amazonは1出荷あたりの平均梱包重量を43%削減し、合計300万トン以上の梱包材を削減してきました。2023年だけでも、削減量は50万トン近くにのぼります。ヨーロッパでは、AmazonのFCから配送される梱包について、使い捨てプラスチック製の梱包材を100%リサイクル可能な紙と段ボール製の梱包材に置き換えました。また米国では、オハイオ州ユークリッドのFCが、プラスチックの出荷用梱包材を廃止し、100%ごみ回収によるリサイクル可能な紙製の梱包材を使用するAmazon初のFCとなることを発表しました。また最近では、北米において、配送に使用する緩衝材の95%を紙製の緩衝材に変更したことを発表しました。現在、2024年末までの完全撤廃に向けて引き続き取り組んでいきます。
紙袋による梱包の例
封筒型の梱包材世界中のお客様が毎日私たちの商品を受け取っています。そして現在、多くの国で、電気自動車による配送が展開され、2万4,000台を超える電気自動車が世界各地で今日も走り続けています。そして2023年には6億8000万個のパッケージが電気自動車で配送されました。米国内の物流オペレーションも再編成し、FC、ソートセンター(SC)、デリバリーステーション(DS)、そして輸送車両を8つの地域に再編しました。この新しい編成によって、よりお客様に近い場所から商品を配送し、配送に係るスピードを最適化するとともに、走行距離を約1,600万マイル(約2,500万キロ)減らすことで、車両からの排出量も削減することができました。
アマゾン ウェブ サービス(AWS)は、サーバーやハードウェアを含むデータセンターを、効率性、レジリエンス、より少ないカーボンフットプリントで実現できるよう設計しています。サーバーを動かすインフラから冷却技術に至るまで、AWSのグローバル クラウド インフラのすべての部分において、効率性が重視されています。AWSはイノベーションと効率化の向上に対して絶えず注力しているため、オンプレミスのデータセンターからAWSへの移行によって、AIおよび機械学習のワークロードのカーボンフットプリントを大幅に削減することができます。AWSが実施した最新の調査によると、AWSのインフラはオンプレミスのデータセンターに比べ、最大で4.1倍効率的で、さらに、AWSで最適化されたワークロードでは関連するカーボンフットプリントを最大99%削減できるとされています。
AmazonのClimate Pledge Friendly(クライメイト・プレッジ・フレンドリー・プログラム)は、お客様が、外部機関やAmazonによる1つもしくは複数のサステナビリティ認証を受けた商品を見つけやすくするプログラムです。2023年には、クライメイト・プレッジ・フレンドリープログラムで140万点以上(2022年から157%増)の商品を購入できるようになりました。
Amazonは、デバイスの製造から、お客様による製品の使用、そして廃棄に至るまで、製品のライフサイクル全体を考えています。2023年末までに、67%以上のEchoシリーズとFire TVシリーズに低電力モードを搭載しました。この機能は、Echoスマートスピーカー、Echoスマートディスプレイ、一部のFire TVシリーズを対象に搭載されており、デバイスを使用していない時の消費電力を抑えます。今後も、ソフトウエアアップデートを行い、低電力モードを既存デバイスに展開していきます。
Amazonは、バリューチェーン全体での労働環境改善に取り組む団体と協力しています。2023年には、国際移住機関(IOM)と提携し、サプライチェーンにおける移住労働者の権利と社会経済的包摂を促進し、業界全体での安全な労働力の移動を推進しました。また、ニラポンとライフ・アンド・セーフティ・イニシアティブ(LABS)に参加し、製造サプライチェーンでの安全で健康的な職場環境づくりに注力しました。ニラポンはバングラデシュの工場での労働安全促進を目指す業界主導の取り組みで、教育と能力構築を通じてサプライヤーをサポートし、援助を必要とせず、継続的に改善が行われるようなアプローチを進めています。Amazonは、防火、電気、建物構造の安全リスク軽減に注力する業界イニシアチブであるLABSのメンバーの一員として、カンボジア、インド、インドネシア、ベトナムの衣料サプライチェーンの安全性向上に向け、他のブランドとも協力を進めています。
清潔な水へのアクセスは人々にとって非常に重要である一方、ますます希少なものになっています。Amazonは水利用効率の改善と水源の補充に取り組んでいます。2023年、米国において設施の設計基準を見直し、施設内の水使用量を40%削減する新たな基準を設けました。また、AWSのデータセンターでは、2030年までに消費量よりも多く水を供給する「ウォーターポジティブ」達成に向けた取り組みは、現在のところ41%まで進んでいます。これには、2023年に35億リットルの水を地域コミュニティに還元した15の水補給プロジェクトへの投資が含まれています。
米国Stroud Water Research Center








