最先端の物流施設を体験する授業に子どもたちは大興奮

2017年11 月17 日、アマゾンジャパンは、川崎フルフィルメントセンター(FC)近隣の東高津小学校と連携を図り、同小学校の5 年生175 名を対象に、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)を学ぶSTEM教育について、FC とAmazon Robotics を題材とした体験教室を実施しました。

このプログラムは、AmazonのFCのテクノロジーやイノベーションを教育に役立てるために企画されました。FCで実際に使われている本物の棚や機械などを使用し、最新の物流施設の仕事を体験できる授業内容は子どもたちにとって新鮮で大興奮な様子でした。

まずは、国内で初めて「Amazon Robotics(ロボティクス)」が導入された川崎FCの責任者であるサイトリードの吉田憲司が、Amazon についての紹介や、物流の最新技術などについて説明しました。

次に、FCで従業員の安全な職場環境を作るためのスペシャリストも授業に参加し、安全な学校生活のための歩行訓練などを行いました。

安全道場と呼ばれるそのトレーニングを指導した布施谷さんは、「仕事で、もっとも意識していることは、安全な職場をつくることです。今日は、安全ではない状態、つまり事故が起こる原因やプロセスを体験してみよう」と生徒たちに呼びかけました。

STEM Ops
最先端の物流施設を体験する授業に子供たちは大興奮!

また生徒たちは、人とロボットが協力して、商品の受注から発送までの時間をどのようにして短縮しているかを学ぶために、商品の棚出し作業や安全に作業するためのダンボールの運び方、お客様の商品を丁寧に梱包する方法など3 つの体験教室に参加しました。生徒たちは、荷物を運ぶ際に「テコの原理」が応用されていることなどを体験し、授業での学習内容が、実際の社会で役立てられていることを学びました。授業の最後には、児童一人ひとりが、体験教室で学んだ最先端の物流をテーマに、ロボットのイラストを描きました。

参加した生徒は、「自分の買ったものが、たくさんの人達の仕事によって届くことが分かりました。」と語り、物流の仕組みや、学校での勉強がどのように実社会に活きていくのかを理解できた様子がうかがえました。

東高津小学校の鈴木校長は、「川崎FC と学校が連携して、素晴らしい授業を実現することができました。生徒たちは興味津々で本日の体験教室に参加していました。生徒たちにとって、物流がどのように日本のインフラを支えているのか、また最先端のAmazon Robotics についても学ぶとても良い機会になったと思います。実社会に即した体験型の授業は、今後も取り入れていきたいです」と語り、今回の授業を高く評価していただきました。

川崎FC サイトリードの吉田は次のようにコメントしました。
「本日の体験が、子どもたちの未来の可能性を広げる一助になれば幸いです。川崎FC としては、子どもたちが、STEM の分野について、より実社会に近い形で学べるように今後も協力したいと思います。」