5月8日、Amazonは神奈川県南部をホームタウンとするJリーグのプロサッカーチーム「湘南ベルマーレ」とコミュニティパートナーとなることを発表しました。
コミュニティパートナーとは、チームに対して資金支援を行うスポンサー活動とは異なり、「地域の課題解決」に向けた活動をパートナー同士が連携して行う協力関係のことです。
今回、湘南ベルマーレと連携を結んだのは、神奈川県小田原市にあるアマゾンジャパンの物流拠点「小田原フルフィルメントセンター」(以下、小田原FC)です。国内最大規模の物流センターとしてアマゾンジャパンの物流を支える小田原FCは、湘南ベルマーレと協力して積極的に地域貢献活動を推進していきます。
記者会見では、今後の活動方針として3つのアジェンダが掲げられました。まず1つ目の「地元の若者の未来を応援」については、子どもたちへの経済教育活動を展開する公益社団法人「ジュニア・アチーブメント日本」の協力のもと、高校生が活躍する「U-18」のサッカー選手を対象として、企業で働く従業員に密着して仕事を観察するという職業体験プログラム「ジョブシャドウ」を実施します。
続く2つ目のアジェンダ「両社の従業員のスキルアップのための交流会」では、湘南ベルマーレの選手やチームスタッフを対象として、Amazonの物流拠点の「カイゼン」と「5S」の文化を学ぶための施設見学会を予定しています。
最後に3つ目の「地域に根ざしたイベント企画」では、近隣の小学生などを対象にしたSTEM教育(Science/科学、Technology/技術、Engineering/工学、Mathematics/数学)として、物流センターをテーマにした体験教室を実施する予定です。
湘南ベルマーレの代表取締役社長である水谷尚人氏は「パートナーシップをきっかけとして、今後は小田原エリアの皆様の課題解決に向けて、チーム一丸となって活動を進めて参ります。先日、小田原FCを見学したところ、すばらしい職場環境で私たち自身も学ぶことが多いと感じました。ぜひさまざまな企画を推進していきたいと存じます」とコメントしました。
また、小田原FCの総責任者であるサイトリードの牧野知はこう話します。 「今回のパートナーシップによって、Jリーグで地元に熱心なサポーターを持つ湘南ベルマーレ様との協力活動が実現することを大変光栄に思っております。小田原市の皆様のお役に立てるよう、地域貢献活動を通して私たちAmazonの従業員が持つノウハウをお伝えしていきます。また、チームの応援にもぜひ参加したく存じます」
今後もAmazon は小田原市に拠点を構える企業として、地域に貢献するコミュニティ活動の推進と、社員が働きやすい環境づくりに取り組んでいきます。