Amazonは、社員たちの才能を伸ばし、最大限に発揮できる職場となるよう、さまざまなキャリアの機会を提供するとともに、社員が自分でキャリアを選択し、組織内でステップアップできる制度も設けています。個人のキャリアに対する長期的なコミットメントを評価し、その実現をサポートすることで、個人の長期的なキャリアを築く環境を提供しています。

その1つの例として、新卒社員として入社して11年目を迎え、ビジネス・インテリジェンス・エンジニアとして活躍する社員、石脇愛弓さんのキャリアがどのように形成されてきたのかご紹介します。

ビジネスの課題解決をサポートする「BIE」という仕事とマネージャー職

ビジネス・インテリジェンス・エンジニア(BIE)とは、データの分析や可視化、自動化したBIツールの設計開発などを通して、インサイトを提供し、業務や経営の意思決定を推進する職種です。プログラムマネージャーやプロダクトマネージャーなどのステークホルダーと協力してビジネスの課題解決をサポートするBIソリューションを提供します。

「例えばAmazonのサイトに何種類の商品が掲載されていて、そのうち何種類が購入可能で、実際に売れているのは何種類で……といったデータを収集し、分析しています。分析結果はダッシュボードとして可視化し、他のチームが業務改善や効率化をする際の判断材料として提供します」

石脇さんは1年前にマネージャーとなり、部下2名とともに業務を推進しています。

「入社してまもなく10年になる頃に、将来のキャリアプランを考えてマネジメントのスキルも必要だと思うようになりました。そこで上司と相談し、小さなチームを持つことに。今後はマネジメントの経験値を上げ続けて、人材育成にも関わりたいです」

入社してから出合ったデータ関連の仕事

石脇さんが観光学を学んでいた大学生時代、重宝していたのがAmazonでした。レポートを書くための資料が必要になるたびに、注文すればすぐに届くお急ぎ便を利用していました。

「Amazonは私にとって生活インフラの1つ。当時から、あのサービスはどんな仕組みで動いているのか、どんな人たちが関わっているんだろうと興味を持っていました。就職活動をするとき、生活に欠かせないものに関わる仕事はやりがいがあるだろうと考えてAmazonに就職したいと考えました」

石脇さんは2013年に新卒としてAmazonに入社し、サプライチェーン マネジメント(SCM)チームに配属されました。最初に担当したのは、Amazonの物流拠点であるフルフィルメントセンター(FC)のシステム運用や運用をサポートする業務。トラブルシューティングなどの際にデータに触れる機会が多く、それをきっかけにデータを扱う職種に興味を持つようになりました。その後、チーム内にデータ分析を担当するチームができたため、2015年4月からビジネスアナリストとして加わりました。

「FC立ち上げの際の運営戦略を立てたり、どのFCにどの商品を置くのが最も効率的かを分析したりなど、戦略立案に関わりました。その業務にあたるうちに、もっと広い視野でビジネス戦略に関わりたい、データ分析のスキルももっと伸ばしたいと思うようになりました。そこでインターナルトランスファーという社内異動制度を利用して、2016年7月にオペレーション・ファイナンスのチームに異動しました」

インターナルトランスファーとは、募集中のポジション(職種)に社員が立候補し、面接などを経て異動する制度です。

いくつもの業務を経験して、自分の「好き」を発見

オペレーション・ファイナンスのチームでは、生鮮食品などを配達するサービスを担当。データ分析のスキルを活かしてKPI(業績を評価するための指標)を作ってモニターし、改善策の提案などを行いました。

Rollmodel

「2018年4月にはビジネスアナリストからファイナンシャルアナリストに転向しましたが、ファイナンシャルアナリストを経験してみて、私には財務よりも事業に関するデータ分析のほうが向いているし、自分のスキルを生かせると感じました。そのためデータの仕事ができるポジションを探したところ、BIE募集を見つけ、再びインターナルトランスファーを利用して2020年6月に現在のチームに所属しました」

Amazonのインターナルトランスファーは、日本だけでなく世界中のAmazonのポジションに応募できます。石脇さんのように希望する職種へのキャリアチェンジができるだけでなく、同じ部署内でステップアップにチャレンジすることもできます。また、「海外で働いてみたい」「家族の転勤についていくため、別の地域で働きたい」といった興味や希望に応じて仕事を選ぶこともできます。

「インターナルトランスファーに応募する前に上司に相談しました。自分が伸ばしたいスキルやチャレンジしたい業務について話をしたところ、サポートしてくれました。現在は、私がマネージャーとして相談を受ける立場。部下とのワン・オン・ワン・ミーティングのなかでキャリアプランを聞き、キャリアアップに必要なスキルや経験についてアドバイスすることもあります」

グローバルな職場で感じるダイバーシティ

現在、石脇さんが所属するチームの上司はドイツ人女性。部下2人は男性です。上司は日本語が堪能なので、日本語でコミュニケーションしていますが、部下の1人はフランス人のため、英語での会話が多いそう。大学時代に1年間カナダに留学した経験が、ここで役立っています。

Rollmodel

「グローバルな環境で仕事ができるのも、Amazonの魅力の1つですね。女性の技術職でのキャリア形成も後押ししてくれていますし、入社当時からみんなが優しく、互いにリスペクトを持ってコミュニケーションがとれるので、とても働きやすいです」

石脇さんは今後も、Amazonでキャリアアップしていきたいと話します。

「誰かに指示されるのではなく、自分で考えて行動できる点が気に入っています。勤務時間もフレックス制ですし、休暇も取りやすいので仕事もプライベートも充実しています。今後も成長を続けていき、テクノロジー分野で活躍する女性リーダーのロールモデルになれたらと思います」

入社して10年、自分に合った職種と出合った石脇さん。さまざまな職種があり、自ら望んで異動制度があるAmazonの環境が社員のキャリア形成をサポートしています。

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