Amazonでは、子育て中の社員をサポートする福利厚生として、育児休暇の取得を積極的に推進しています。リアルな育児休暇の体験談を聞きたいという社員の声に応え、実際に取得した、男性社員である田中英実さんと針原佳貴さんにトークセッションをお願いしました。モデレーターは2人のお子さんを持ち、育児休暇を取得した経験がある越知絵里香さんです。子育ての楽しさが増したり、仕事への意欲が高まったりと、育児休暇には数多くの喜びと発見がありました。そのトークの模様をご紹介します。

田中さんは、セントラル・オペレーション・チームのシニア・エリア・マネージャーです。お子さんは2人。Amazonに入社後、第2子が誕生したとき、チームの男性社員として初めて育児休暇を取得しました。生まれてすぐに2週間。間をおいて、3か月後に1か月間取得しています。

針原さんは、アマゾン ウェブ サービス(AWS)のソリューションアーキテクトとして、スタートアップ企業の技術支援をしています。お子さんは2人。第1子が生まれたときは1か月、その半年後に1か月半、第2子のときは1か月の育児休暇を取得しました。

周囲からのポジティブな応援が取得を後押し

まず、越知さんが2人にたずねたのは、育児休暇を取得したきっかけです。

田中さん「先に経験していた親しい友人から、育休の取り方を教えてもらったことが、一番のきっかけです。自分でも調べるうちに、Amazonの育児休暇が、家族と育児に集中しながら収入も確保できる素晴らしい制度だとわかり、わくわくしました」

抱っこ紐でお子さんを抱く笑顔の田中さんの写真
田中英実さん

針原さん「職場のチームのなかに男性も育休は取るものだよね、という雰囲気が自然にありました。それで私も育児は男女が平等にかかわるもの、という意識をなんとなく持っていました。期間の長さは迷ったのですが、産後の育児参画が積極的にできるように、1か月以上取得することを決めました」

育児休暇を取る前に周囲の人たちからは、どんなサポートがあったのでしょうか。2人が「うれしかった」と声をそろえたのは、ポジティブな言葉をかけてもらったことです。「育児休暇の取得、おめでとう」「仕事は気にせず、どんどん休んでいいよ」と、新しい命の誕生を自分のことのように喜んでくれる上司やチームメンバーの励ましで、仕事を休む心理的な負担が軽くなったそうです。

お金の不安に対しては、2人ともAmazonのファミリーボーナス制度が心強かったと言います。育児休暇中は給与ではなく、国から育児休業給付金が、月額で給与の3分の2程度支払われます (給付額には上限があります)。そこで、Amazonではファミリーボーナスで、生活面をサポートしています。

田中さん「育児給付金の額やファミリーボーナスがもらえるタイミング、社会保険、税金のことなど、人事部に細かく相談することができました。取得前から育休中、育休後まで、初めて取得する人にもイメージしやすい資料がそろっているので、とてもわかりやすいと思います」

2人は育児休暇を取得するときに、どんなチャレンジがあったのでしょうか。針原さんは、Amazonの育休制度のなかで、自分が適用の対象になるのかどうか、迷う条件があったそうです。思い切って人事部に確認したところ、無事に適用されることがわかりました。

針原さん「育休の取得で不安や疑問があったら、自分から積極的に動き、声を上げることが大切だと思います。Amazonは社員が育休を取得することを応援していると感じました」

お子さんを抱き哺乳瓶でミルクをあげる針原さんの写真
針原佳貴さん

田中さんは、育児休暇の取得がキャリアにマイナスになるのではないか、という葛藤を乗り越えることが、チャレンジになりました。

田中さん「私が育休を取得したのは、新しいチームが発足してから2か月後というタイミングでした。そんななかで育休を取得してもいいのか、という葛藤がありました。でも、上司から『育休を取得してもマイナスになることはありません。私が保障します』と言われ安心しました」

家族の関係を深める貴重な時間

育休中はどんな家族の思い出が増えたのでしょう。田中さんは、お母さんは生まれたばかりの赤ちゃんにかかりきりになることを考慮して、計画しました。

田中さん「上の子の夏休みに合わせて育休を取得したので、車で旅行して、思い出をたくさん作ることができ楽しかったです。育児の合間に夫婦で話し合う時間も持つことができて、家族にとっても、私にとっても、貴重な時間でした」

針原さん「私は、とくに1人目のときは、わからないことだらけでバタバタしていたので、断片的な光景しか覚えていないんです。でも、不安で心配な気持ちと責任感が入り混じった、特別な感情は記憶しています。育休はおむつ替えや沐浴(もくよく)などをゼロから勉強するオンボーディングの期間だと思います。子育ての知識をキャッチアップして、できることを増やす良い期間になります。自分も子育てにしっかりと関わっている、という感覚を持つことが大切だと思います」

越知さん「私も夫が1か月の育休を取得し、子どもが生まれたばかりの頃から世話をしてくれたので、育児のパートナーとして頼れる存在になってくれたのは心強かったです。兄姉のケアも大切ですよね。赤ちゃんに付きっきりになると、どうしてもヤキモチを焼いたりしますし。そんなとき、お父さんがサポートしてくれると、家族の絆が深まり、いい関係が生まれるんじゃないかと思います」

晴れ着を着たお子さんを抱き、笑顔の越知さんの写真
越知絵里香さん

育児休暇中は、家事の分担をどうするかも大切なポイントです。

田中さん「子どもの世話に時間を取られるので、気づいたら食器がシンクにたまっていたなんてことも。時間で区切ったり、担当を分けたり、パートナーと家事を計画的に進めることが大切ですね。仕事に復帰した今でも、家事を分担しています」

越知さん「子育てはずっと続くので、親のどちらかが風邪をひいて寝込んだとしても、対応できるよう、育休期間にスキルアップしておくことも長い子育ての期間において重要になりますよね」

キッチンで料理をする針原さんの写真

復帰後に増した仕事へのモチベーション

育児休暇のあと、気になるのが仕事への復帰です。田中さんと針原さんはスムーズに戻れただけでなく、「仕事にもいい影響があった」と話します。

田中さん「復帰直後は不安もありましたが、上司とのミーティングで確認を行い、プロジェクトの大事なポイントを引き継ぐうちに、焦りは消えました。育児だけでなく、介護や病気などの理由で休職しても、しっかりとチームが回る仕組みを持っていることが、Amazonの強さなんですね。もう一つ、良かったのは、チームのメンバーから育児休暇の相談が増えたことです。私のあとに、3名のパパ社員が育休を取得しました」

針原さん「育児休暇によって仕事を整理できましたし、家族と過ごす時間がしっかり取れるように計画を立て、仕事の質を上げ、重要な仕事にフォーカスしようと考えられるようになりました」

育児休暇は、貴重な家族の時間を過ごせるチャンスです。性別にかかわらず、誰もが必要なときに安心して育児休暇を取得できるように、Amazonは支援体制を整えています。

育児休業制度でも、近年では男性社員のほうが取得数が多いというAmazonらしい結果も出ています。Amazonの育休制度や子育て環境をどのように感じているのか4人の社員が語ります。

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