AmazonのEC事業の重要な基盤が、物流システムです。常に最先端のIT技術や自動化技術(ロボティクス)を活用することで、お客様の利便性を高め、企業理念である「地球上で最もお客様を大切にする企業」の実現を目指し、日々努力を続けています。

技術部門というと、男性社員ばかりの職場を思い浮かべるかもしれませんが、Amazonでは多くの女性が活躍しています。物流システムのさまざまな課題解決を行うJCFS(Japan Customer Fulfillment Solutions)部門で働く3人の女性も、第一線で活躍する仲間たちです。

千葉県・市川市にある物流拠点フルフィルメントセンター(以下FC)で働く武藤洋子さんは、商品の入荷処理を支えるシステムやツールの導入を担当しています。新しいシステムやツールの導入により、貨物の着荷記録から棚入れまでの一連の入荷処理をより安全に、正確に、効率良く、さらに低コストで実現するのが彼女のミッションです。

Amazonを支える物流拠点での仕事Ⅱ
武藤洋子さん

「グローバルと連携する技術チームの一員として革新的なソリューションに関わる仕事なので、常に新たな発見や学びがあり、好奇心が刺激されます。Amazonの成長に合わせて、自分も成長できる喜びを感じます」(武藤さん)。

Amazonを支える物流拠点での仕事Ⅱ
武藤洋子さん

東京・目黒本社を拠点としながら、全国のFCに足を運び、出荷工程のシステムやツールの導入に携わっているのは、岩城正子さん。彼女は今年新しく開設するFCにて、国内初導入のテクノロジーを含む、システムとツールの導入を担当しています。期日内に設置が終えられるか、システムにバグはないか、計画通りに生産性が向上できるのかなど、多くのプレッシャーと戦いながらプロジェクトを推進しています。

Amazonを支える物流拠点での仕事Ⅱ
岩城正子さん

「多くの最先端テクノロジーが導入されるFCの立ち上げ業務に初めて携わることになり、出荷工程のプロセス設計や新しい技術の設置とテストを正確に行うことは、私にとって大きなチャレンジでした。日々学びがありたくさんの人と関われることが、この仕事の面白いところです」(岩城さん)。

Amazonを支える物流拠点での仕事Ⅱ
岩城正子さん

Aigi Zhangali(ザンガリ・アイギ)さんは、ロボティクス関連のシニアエンジニア。
FCのさらなる自動化を図るべく、新しいアイデアの実現やコスト効率の向上に向けて、国内外にある新規技術の検証を行っています。

Amazonを支える物流拠点での仕事Ⅱ
ザンガリ・アイギさん

「お客様のニーズに対してより適切かつ迅速に対応するためには、ロボティクスの技術は今後もますます重要になると思います。絶えず進化を続けている分野に携わることができ、刺激的な日々を送っています」(ザンガリさん)。

Amazonを支える物流拠点での仕事Ⅱ
ザンガリ アイギさん

3人に共通するのは、技術革新のスピードが早い日々の業務を「学びの機会」とポジティブに捉えて積極的に吸収しようとする姿勢と、お客様のための重要な役割を担っているという責任感でした。一方で、成果が求められる重要な仕事を担当している彼女たちが、長く仕事を続けていく上で直面するプライベートの充実や子育てとの両立を、どのように克服しているのでしょうか。

Amazonを支える物流拠点での仕事Ⅱ
食堂で談笑する3人

武藤さんは、働き方に関するサポート体制の充実を挙げています。

「在宅勤務やフレックスタイム制度を活用して、子どもの送迎や学校行事への参加の時間を作っています。自分のライフスタイルに合わせた働き方ができるという意味で、とても助かっています。これは子育て中の女性に限った制度ではないので、誰もが個々の事情に合わせて働き方を選んでいます」

ザンガリさんも必要に応じて在宅勤務を活用し、家庭と仕事のバランスを取っていると語ります。

「育児のために女性だけがキャリアを犠牲にするのは、時代にそぐわないのではないでしょうか。家事も育児も夫婦で平等に分担し、各々が時間を有効活用することで、女性もキャリアの継続と昇進をめざすことができます。母親の私が働く姿、夢を追う姿を娘たちに見せることは、子どもの将来にとってもプラスだと信じています」

「単に制度が整備されているだけではなく、オープンでフラットな社風だから個人のライフスタイルをサポートする各種の制度を利用しやすいのでは」と岩城さんは考えています。

「Amazonにはワークライフバランスを尊重する文化があります。また年齢、性別、職歴などに関係なく平等にチャンスがあり、誰もが意見を言い合える雰囲気があります。そこが働く環境として魅力的なのです」

最先端テクノロジーを活用した大きな仕事があり、多くの活躍のチャンスがある職場。年齢・性別を問わず責任ある仕事に積極的にチャレンジできる社風。ライフイベントに合わせて、継続的にキャリア形成をサポートする制度。

Amazon、そしてJCFSチームでは、そうした充実した環境下で多くの女性がその能力を最大限に発揮しています。

技術革新を続けるAmazonの最前線で活躍する彼女たちのチャレンジは、これからも続いていきます。

JCFS部門のご紹介はこちらからもご覧いただけます。